樽床伸二の理念

報われる、よろこびある社会のために

明治維新から140年あまり。
「富国強兵」「殖産興業」を合言葉に、「坂の上の雲」であった欧米諸国を目指し、
近代国家として我が国を再興した先人達。
しかし、その成功体験に酔いしれたため、その後第2次大戦終結に至るまで、我が国は転落の一途を辿ることとなった。
敗戦後、再び「欧米並み」を実現すべく、経済中心の国家政策を推し進め、
高度成長期に象徴される「右肩上がり」の成長を成し遂げた。
しかしここでまた転機がおとずれる。1989年のベルリンの壁崩壊によって、イデオロギーの時代が終わった。
戦後の開発途上国型の中央集権体制という「この国のかたち」からの脱却も必至となった。
これからは「官」に依存した体質から、「民」が主導して「この国のかたち」を創っていかねばならない。
ひとりひとりの個人が自立し、地域が自立していくことで、日本の活力も甦る。
そのためには自己責任に裏打ちされた自由を持たねばならない。
それは結果の平等ではなく、「機会の平等」によって実現される。
失敗を恐れない、やり直しの可能な社会。
チャンスは無限にある、「努力した人が報われる社会」の実現こそが、私の原点である。
行き先の見えない時代の中で、勇気を持って挑戦してゆかなければならない。
子供たちや、孫たちのために。